代々木のじんましん 代々木駅前さかいクリニックYoyogi Station Sakai Medical Clinic

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タムラビル2F

TEL:03-3377-1011

アレルギーじんましん

かゆくて皮膚が赤く盛り上がってきた

じんましんは皮膚に赤い斑点が出現し、次第に大きくなって地図のような形の赤い広がりができ、表面が盛り上がってかゆみを伴う状態です。手足などの体の一部にとどまる場合もありますが、体全体に広がる場合もしばしばです。表面が盛り上がっていること、強いかゆみを伴うこと、症状が自然に改善しては再発することが、じんましんの特徴です。体の一部の症状は改善しているのに、他の部分の症状が悪化する場合もあります。あるいは治ったように見えていても、かくとみみず腫れのように線状に赤く腫れた状態となる場合もあります。まだじんましんが治りきっていない状態です。

なにが原因なの?

特定の食物や薬剤の摂取後に症状が出現した場合、アレルギー性のじんましんと考えられます。でも実際にはじんましんは原因不明のことが多いです。とくに1か月以上症状が続く慢性じんましんではほとんどの場合が原因不明で、体調や環境の変化、ストレスによって出現します。お酒を飲んだ後にじんましんが出る場合、お酒そのものに対するアレルギー反応というよりは、お酒を飲んだことによって血管が拡張し、じんましんをひき起こす物質が出てきたと考えられます。熱いお風呂に入る、辛い物を食べると同じように症状は悪化するので注意が必要です。精神的なストレスでもじんましんは悪化します。隣席に嫌いな上司がいるとじんましんが悪化するというのは本当の話です。ほとんどの場合は内臓の病気とは関係がありません。

いろんなじんましんのタイプ

アレルギー性以外にも原因があるタイプのじんましんがあります。

アスピリンじんましん

アスピリンなどの消炎鎮痛剤を内服、あるいは外用して数分~数時間以内にじんましん症状が出現します。アレルギー反応ではなく、これらの薬剤に対する特異体質と考えられています。そのほかにもサリチル酸を含んだ人工食品着色料,防腐剤などの化学物質に対して過敏性を示すこともあります。

物理性じんましん

振動や圧迫などの機械的な刺激、温熱や寒冷などの温度の変化、日光など刺激が皮膚に加わるときに起こるじんましんです。この物理性じんましんは皮膚の膨らみが小さいのが特徴で、1時間程度で消えることが多く、子どもや若い人に多い傾向があります。特殊なものに遅延性圧じんましんがあり、おしりなどの圧迫されやすい部分に赤い腫れが出現し、一度出現すると数時間から2 日間程度続くのが特徴です。

コリン性じんましん

入浴,運動,精神的緊張など、発汗ないし発汗をうながす刺激が加わった時に生じる数ミリ程度の赤い点が多発するじんましんです。かゆみというよりは、ちりちりとした違和感が生じることが多いです。似たようなものでアドレナリン性じんましんがありますが、精神的緊張に伴って出現するものの、発汗や体温上昇とは関連しないのが特徴です。

じんましんの治療

じんましんの治療は抗アレルギー剤の内服が中心です。抗ヒスタミン剤の外用薬も処方されることがありますが、あくまでも症状が出てしまった場合の対策であって、内服薬でじんましん症状が出ないようにおさえ込むことが治療の基本です。用いられる抗アレルギー剤は、花粉症に使われるものと全く同じです。眠気の少ない薬もありますが個人差がかなりあります。1-2週間使ってみて、副作用と効果のバランスがその人にとって最適な薬剤を選択してゆきます。

いつまで薬を飲み続けるのか

どれぐらいの期間、薬を飲み続けなければいけないか、またいつになったらじんましんが治るのかは個人差がかなりあります。特定の食物が原因となった場合には数日以内に症状が改善することが多いのに対して、原因不明の慢性じんましんは数週から年単位で続くこともあります。いったん症状が軽快してまた再発することを繰り返す場合もあります。重要なのは、症状が出なくなっても薬を服用し続けることです。症状が出たり消えたりする期間が長いほど、治療にかかる時間も長くなる傾向にあります。ですから、早めに治療を開始して症状をコントロールすることが大切です。また症状が完全になくなっても薬を飲み続け、徐々に減量してゆく必要があります。

代々木のじんましん 代々木駅前さかいクリニック
診療科目
内科・皮膚科・アレルギー科
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東京都渋谷区代々木
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